10日の月曜日、二胡教室の定期演奏会が無事に終わりました。
全体的な流れについてはこちらを見ていただくことにして……
今回の定期演奏会は第15回目ということで
結構気合が入っていたみたいでした。
「みたいでした」と他人事な言い方をしてるのは、
私自身は第14回以前も第15回も全然変わんないから。(笑)
今回の気合の入りようは「全クラス暗譜で」という
神のお告げ(?)からも分かる通りでしたが……
私のクラスは「暗譜できなければ譜面を見ても構わない」だったのが
8月末くらいに「絶対暗譜」に方向転換したので面食らいました。
しかも大合奏の「暗譜」も上海で初めて聞いて(定演の3週間前!)
これまた鳩が豆鉄砲を食らったような心境でした。
ま、いいですけど。
定演のときはいつも基本的には曲を覚えてるし。
ただ、暗譜をしたことで今までと違ったことが2つ!
1つはお互いのアイ・コンタクトが取れたこと。
いつもは演奏を合わせようと思って、クラスのメンバーを顔を見ても、
み~んな楽譜を見つめていて、だ~れも私と目が合わなかった!(笑)
今回は最初のイントロ部分だけでなく、
途中のちょとrit.がかかるようなところや、
微妙なテンポのゆらし加減などをみんなで顔を見合わせて
同じタイミングが取れたのが大きな成果でした。
ただ……これが顔を見なくても、阿吽の呼吸でできれば
もっといいんですけども。
もう1つは、定演DVD用のビデオカメラが
ステージの真ん前でかぶりつきで撮影していたこと。(笑)
多分今までは譜面台があったために、かぶりつきでの撮影すると
譜面台と顔が重なっちゃうから不可だったんでしょうね~
今回は譜面台がないことで、カメラもグッと近寄ってくれたので
「ひぃ~~~っ、そんなにアップで撮らないで~っ」
と半ば腰が引けてしまいました。(^^;)
実際の演奏については反省点が多々あります。
私は結構ウルフトーンが出てたし、
自分のソロは尻すぼみな感じでエンディングへの勢いが欠けてしまった、
というのが気になりました。
でも、全体的にはいい演奏になっていたと思います。
# 完成したDVDを見たらげっそりするかもしれないけど。(≧∇≦)ノ
今回は出番がクラス演奏と大合奏Iだけでヒマだったのですが、
順番が悪くてほかのクラスの演奏があまり聴けませんでした。
聴けたのは休憩後のクラス演奏だけだったので、ちょっと残念。
で、その数クラスを見ていて思ったのですが、
せっかく暗譜で演奏してるのに、ほとんどの人たちが
自分の二胡の竿か、足元を見て演奏していて勿体ないな~、と。
私が歌をやっていたときは、
「ホールの1階席の一番後ろを見ろ」と言われたものですが
(ハイツェー=真ん中のドの2オクターブ上のドを出すときは
2階席を見てました!www )、
今回の二胡のステージでは視点を指示されなかったみたいですね~
# ちなみに若い頃はハイツェー、デー、エーが出てましたデス。
# 今は音域が全体的に3~4度下がりました。
私はソロの部分を弾くときに、どうしても下を向いて
自分の世界にこもってしまっていたので、
音を前に出すためにできるだけ客席を見て弾くようにしました。
演奏の良し悪しは別にして。(爆)
たまにウルフトーンが出てたときは
「もうっっ、頼むよぉ~~~っ」という気持ちで
弓を睨んでましたケド(←弓のせいにしてる???)。
と、まあ、今後の課題もいろいろ見えたりした定期演奏会でした。

ところでさっき、上海音楽学院のHPを見たら、
検定試験の不合格者が発表になってました。
私の受験番号はなかったので、合格したようです。(笑)
あ、クラスの人たちも合格してました。。。
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