私は元々数字譜が苦手です。
ピアノや声楽をやっていたので
五線譜であれば初見でだいたいは弾けるし、
ほとんどのものは歌えます。
# 絶対音感はありません。
でも、数字譜は苦手。
それはなぜか?
答え。
調によって音が変わってしまうから。
五線譜なら調が変わっても、その音符が指している音は
常に変わらず同じ音。
ハ長調のドとト長調のファはいずれもC。
数字譜の場合、C調のドは「1」でG調のファは「4」。
同じ音を指しているのに数字が違う!
去年の検定曲「人勤春来早」もそのせいで悩みました。
「人勤春来早」の楽譜はC調で、出だしは「262-」。
つまり「レラレー」と書いてあるんだけど、
私にはこれが「ラミラー」にしか聴こえない。
C調はハ長調(もしくはイ短調)なんだけど、
私にはニ短調(=F調)に聴こえてるわけ。
なので、C調の楽譜を頭の中で五線譜に置き換えて、
ニ短調で弾くという2段階の変換を行っていたので
慣れるまでに時間がかかりました。
それと同じことが、実は「木の下で」で起きている!(笑)

楽譜はC調なので、出だしは「ドドシドララー」と書いてあるんだけど、
私には「ソソ♯ファソミミー」と聴こえているのです。
なので、C調の楽譜を頭の中でヘ長調(F調)に変換して弾いてます。
# 「1」→「4」に変換するよりも、数字譜を五線譜に置き換えて
# それを頭の中でなぞった方が若干処理が速いのねん。
メンドクサ~!
数字譜にはだいぶん慣れたけど、やっぱりまだまだ苦手です。
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